電子記録債権(デンサイ)とは、電子記録債権は、手形・指名債権(売掛債権等)の問題点を克服した新たな金銭債権です(手形・指名債権を電子化したものではありません)。電子記録債権の発生・譲渡は、電子債権記録機関の記録原簿に電子記録することが、その効力発生の要件です。よく電子記録債権の事を勘違いされている方が多いのですが、このデンサイというのは手形や売掛債権を電子化したものと思っている方も多いのが現状です。しかし実際には電子記録債権(デンサイ)と言うのは、今までの手形や売掛債権の問題点を克服した新しい金銭債権の事を言うのです。例えば手形の場合は紛失や盗難のリスク、作成するコストや交付をする為のコストがかかりました。これが電子記録債権になることで不必要なコストを削減する事が出来るようになりました。また売掛債権についても人的抗弁は切断出来るようになり、債権の存在・帰属を可視化出来るようになりました。このように電子記録債権(デンサイ)と言うのは、今までの手形や売掛債権のデメリットを改善されたものになるのです。ただ単に電子化された、と言うだけはありません。元々は、2003年より中小・零細企業の資金調達の円滑化を図る為に作られました。数年の時を経て2008年に電子危篤債権法として施行されたのです。この電子記録債権には大きな特徴があり、手形のように利用する、全銀行が参加している、ネットにアクセスをするだけでそのまま利用出来るなど、非常に便利になりました。窓口金融機関を通じてでんさいネットの記録原簿に「譲渡記録」を行うことで、「でんさい」を譲渡できます。 必要に応じて債権を分割して譲渡することもできます。電子記記録債権の支払いについても、支払期日になると、自動的に支払企業の口座から資金を引落し、納入企業の口座へ払込みが行われます。でんさいネットが支払いが完了した旨を「支払等記録」として記録しますので、面倒な手続は一切不要です。また、手形と異なり、納入企業は支払期日当日から資金を利用することができるのです。